コラム

バイオヘルス(生命の躍動)とは? 〜本当の健康を手に入れよう!〜 5

その4【好転反応を乗り切る手当て法】

ストップ病気自慢普通、諸々の家庭療法は、つらい症状から楽になるために行ないます。だけど、つらい症状が楽になるだけだと、生命力がぐんぐん増していることにはなりません。運動を中心としたバイオヘルスのしっかりとした実践があって初めて、生命力が増進し、その結果、排毒ができるようになり、症状として「好転反応」が起きるのです。

さて、好転反応があまりにもつらくて長引くと、本人はまるで病気のような気がしてくることでしょう。そのつらさを最速で楽にする手当を知っている必要があります。

最速で楽にする手当法は、一種類だけ知っているよりも、何種類も知っていた方が便利です。身体がつらくて苦しんでいる家族に「それは○○だから嫌」と言われたら、もうやってあげられない訳ですから、あの手この手を用意しておく必要があるのです。

家庭で簡単にできるもののうち、私が総合力が高いと思う順に挙げておきます。
(1)プハン(カッピング、或は吸い玉とも呼ぶ伝統家庭医術)
(2)せんねん灸(メキシコの岩本医師のやり方は素晴らしい!講座で教えます)
(3)糾励根(薬局で買えます。湿布の一種ですが、驚くほど楽になる人がいるんです)
(4)アイロン(家庭にあるアイロンが温熱器具に早変わり!役立ちます)
(5)…etc.(他沢山あります)

中でも一番最初に書いたプハンは、今まで私が試した中で、最強・最速です。

こんなことがありました。
40代後半の男性が、痔で困って個人指導に来ました。その痔は、とても重症で、ともすると肛門から出血して、赤い血の筋がズボンを汚すほどでした。さて、私がプハンのやり方を指導してさしあげましょう!ということで、プハン前に、念のため、痔の状態を見せてもらいました。そうしたら、肛門が…肛門とはいえず…肉のかたまりがはみ出した異様な状態でした。「むぅぅ…これはなかなかの大物(?)だわ。兎も角、肛門の毒をプハンでちらしてしまおう」と、うつぶせに寝てもらい、問題の肛門を避けて、臀部全体、脇、腰の上の方からお尻の下の方までプハンを30個ほどつけました(自分で行なう場合は、立って行なうと便利です)。プハンは通常は10分ぐらいで良いんですけど、今回は随分と長目に、吸うこと40分…。そうしたら大半のカップから、小さい水疱がぷつりぷつりと出始めました。身体に毒がたまっているとき、身体はその毒を直接吸われたところから出してくることがあります。それが「水疱」です。
ふと肛門をみると、なんと例の肉のかたまりが縮んでしまって、普通のまともな肛門になっているではないですか!素晴らしいですね!

何が起きていたのかを推測しますと…。体はいつも良くなろうとしていて、毒を出す方法を模索しています。体としては、排毒方法が「炎症」になることもしばしば。アトピーや生理痛も、本人にとっては辛い「病い」ですが、体からすると正しく排毒しようとした結果なんです。プハンは、毒を直接吸い出すことで、「炎症」を起こさなくてもよい体を作ります。これって、とても体が楽なんですよ。

水疱はちょっと後が痛いので、あまりお勧めしませんが、プハン(吸い玉)の大家、故・黒岩東吾先生は「水疱がでたら、お赤飯を炊け」とおっしゃったほど、水疱は喜ぶべきで、体を変えるきっかけになるそうです。

どうでしょう?手当法を知っているのといないのとでは、今後の人生、天地ほども差があると思いませんか?

これらの手当法は、講座で学ぶことが出来ます。ご興味がありましたら、お出かけください。

その5【心の変更】へ続く>>

▲ページのトップへ