引き算健康法を極めたい方に。本格的な着火式プハンのコツもわかる

DVD「奇先生に学ぶ“癒し方”講座 引き算健康法で健康になろう!」

容 量:
2枚組
ご購入はメールでお問合せいただくか、楽天市場店もご利用ください。

プハンの吸引方式は、電動式、手動ポンプ式のバイオカッピング、着火式の3種類があります。この中でどれが一番気持ちいいかと言うと、軍配は奇先生の肝いりである「着火式」に上がります。
一見難しそうな着火式ですが、実はコツさえつかめば非常に簡単で、今まで講座に出た方は、小学生から80代のご高齢者まで、皆さんほんの10分程の練習で使い方をマスターしてしまいます。
ただ、着火式を家庭で行なうのには、いくつかの条件をクリアしなくてはいけません。まず、DVDを買って観ること。着火式だけに火傷しては困りますので、お願いします。次に、着火式プハンを手に入れること。これは、個人輸入をご紹介していますので、お値段等お問い合わせください。
まずはこのDVDを手に入れてください。この講義はプハン全般に関する内容なので、着火式以外のプハンを使っている方がプハンへの理解をより深めていただくのにももってこいです。

こんな人にオススメ

・引き算健康法を学びたい・極めたい方に
・本格的な着火式プハンを行いたい方に

店長からのコメント

「アワワワ…!」これは、私が最初に、韓国で着火式プハンの達人に施療してもらった時に口から出てしまった声です。初体験の刺激に、ビックリして、アワアワ言うしかなかったのです(笑)。だけど、1個のプハンが体を吸っている時間は、たったの1分。すぐに取り外してしまうので、アワアワ言っている間に終わり…。

かと思ったら、ま〜だまだ(笑)。またすぐに、体の別の部分が吸われます。達人による電光石火の早業で、あっという間に、体中が隙間なくプハンマークになってしまいました。

これだけ吸うと、皮膚だけでなく、体の深くまで刺激されます。さらに、奇先生が特許を取った、この着火式プハンは、遠赤外線を照射するので、身体の内部に対しても、かなりよい刺激になります。その結果、全身が活性化して、体が軽くなるのです。

こんな痕がついたら、さぞかし辛かろうと思うのは素人考えで、終わった後の爽快感は、他に比べる物がないほどです。

数日経ってからさらに驚いたのは、重いトランクを持ち運んだ後なのに、普段は縮む身長が、伸びているではありませんか。プハンで筋肉だけでなく、靭帯もうまい具合にストレッチされて、姿勢が矯正されたのです。立っているだけでも、体の軸がしっかりと感じられ、重心が取れるのです!

こんな刺激を、毎日自分の家で受けられたら、生きている甲斐があるというものです(笑)。このDVDはそのあこがれを実現する第一歩になるはずです。

店長からのコメント2

憎しみを超えて、全てを赦すと決めた人奇埈成(キ・ジュンソン)先生

その人は、プハンの創案者、韓国の奇埈成(キ・ジュンソン)先生。

私は奇先生のことを尊敬しています。そして、大好きです。
奇先生の、ご自分の利益とは関係なく、人と人をつなぐ姿には感動を覚えます。
その姿を見ていると、奇先生は天使なんじゃないのか?と思うことさえあります。
そんな奇先生も最初から「天使」だったわけではなく、「天使の心を持たなければ!」と決断した理由があるのです。
私は、先生が歩んできた人生のストーリーを聞くと、涙が止まらなくなるのです。

ここに奇先生に起きたことを、とてもうまくまとめた文章がありますので、読んでください。

「ネズミよ、せめてお前は自由の身になって…」

1926年生まれの奇先生は、日本による朝鮮半島支配、太平洋戦争、朝鮮戦争と続く暗い時代に若い時を過ごしました。
戦前の抗日運動、戦後は自由民主化運動に身を投じて幾度も投獄され、通算11年あまりを獄中の独房で過ごしたそうです。 深い孤独に苛まされた独房の中、先生はネズミと対話することで、心底慰められたといいます。

05004__sub2「ある夜、物音がするので床板のふし穴から覗いてみると、それは小さなネズミだった。 生きている生命に出会えたことが本当に嬉しくて、それからはネズミの来訪を待ちわび、租末な監嶽の食事を取り残して分け与えた。 ネズミもそれに応えて、毎晩やってくるようになったが、たまに来ない時があると、『猫にでもやられたんじやないか』とひどく心配してね。 生きて動いているその小さないのちが本当にまぶしく、いとおしくて、『ネズミよ、おまえは自由の身になって子孫をたくさん増やすんだよ』と語りかけた。」

またある時は、鳥が運んできたのか、独房の窓辺にスイカの種が芽を出していました。

「誰も手をかけないのに、やがて花が咲き、蜂がきて受粉し、実をふくらませていくドラマを飽かずに眺めた。 いのちの驚異、あらゆる生命はつながっているという畏敬の念にうたれ、まるで自分のための宇宙からのメッセージを受け取っているかのようだったね。」

いのちあるものは、いのちのつながりの中でしか生きられない。 独房という極限的な環境では、自分のいのちを呼応させる他のいのちが何もないから、自分が生きていることすら確かめられないのだ、と先生は話されました。

長い獄中生活から解放されたとき、お母さんは重い病気になっていました。 先生はそれまで何度も死刑宣告を受けながら、いつも死の直前になって助けられてきましたが、母親が毎朝身を清め、行方知らずの息子のためにずっと祈ってくれていたことを知りました。 そして、闘いと憎しみの中で生きてきたこれまでの人生はいつも苦しく、それは間違っていた、と気づいたのだそうです。

権力の被害者だったから、「いつか、懲らしめてやる」と権力者を憎みましたが、「彼らも精神的な被害者であり、立場が逆転して仇討ちをすれば、自分もまた権力者と同じになる。 憎しみのカルマを断ち切って、すべてを赦そう」と気づき、歴史と社会が本当に自分に要求していることは何か、と考え始めたのだそうです。

先生と志をともにした政治運動家の多くが、やはり生命運動に転じていきました。 「憎悪の哲学」から解かれると、けわしかった人相も穏やかになり、朗らかに明るくなって、それからはあらゆることが順調に回り始めたといいます。

「現代の病はすべてと言っていいほど、過食、過労、過保護、環境汚染など、何かを加えたことによつて生じたものである」
「過保護で、満ち足りた環境では霊性が劣り、しいたげられた逆境の中にこそ、博愛の精神が生まれる」
「今、自然療法や食事について提案しようとしている人たちは、もっともっと大きく連帯してゆかなければいけない。小さいこだわりは捨てて。」

プハンを手にしていると、奇先生の言葉がふとよみがえってきて、懐かしさと感謝の気持ちでいっぱいになります。

(『緑のセルフ・ケア』より抜粋。文・イラスト共に)
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監獄から開放された後の奇先生は、「いのちを躍動させ、繋がりを取り戻すためには、まず各々が自然治癒力を活性化させれば良いのだ」と考え、生命運動に身を投じました。
1990年に、50年ぶりに禁を解かれ、日本を訪問できるようになってからは、新しく出来た日本の「若い友人達」との縁を喜び、日本の「生命運動」を応援してくれていました。
それから86歳で亡くなるまでずっと、韓国でマクロビオティック(正食)とプハン(引き算健康法)を普及させてきました。
先生、有難うございます。安らかにお眠りください。

プハン普及会 望月佐知子

奇埈成 (キ・ジュンソン Kee Jun-Song) 先生 略歴奇埈成(キ・ジュンソン)先生

1926年、韓国で生まれる。戦時中は、政治犯として投獄。獄中での気づきから、「プハン」を考案する。 韓国での正食運動(マクロビオティック)の第一人者。
韓国での著書多数。
日本では『ガンは治る、ガンは治せる』『新ガン革命』共に、安保徹先生、船瀬俊介氏との共著、『天皇は朝鮮から来た』、『自然治癒力の活性』がある。
2011年11月11日没。

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